
こんにちは、TAMAKEMONO(たまけもの)です。
実は…絵本を作ってAmazon Kindle(KDP)で出版しました!
何もかもが初めてで、絵の描き直しからスキャン、データ作成、KDPでの設定までたくさんつまずきながらも…やっと完成しました💦
今回のブログでは、絵本の紹介とKDP出版までの道のりをまとめています。同じようにKDP出版で困っている方の参考にもなればうれしいです。

『レオンとボンドの宝物』絵本紹介
『レオンとボンドの宝物』
我が家のフトアゴヒゲトカゲ「レオン」とボストンテリア犬「ボンド」が主人公の、心あたたまる【動物絵本】です。
たいせつな“宝物”を失くしてしまったふたりが、小さな冒険の中で本当に大切なものを見つけていく物語。
・漢字もふりがな付き。親子での読み聞かせや5〜8歳のお子さまのひとり読みを意識して作成しました。
・絆や友情、素直な心の大切さがテーマ
もちろん、お子様だけでなくフトアゴ好きさんやボストンテリア好きな大人の方にも読んで頂けたら嬉しいです😢✨
▶ 日本語版・英語版の両方を公開中!
▶ ペーパーバック版は1,000円。電子版は300円。Kindle Unlimitedなら無料で読めます!
※Kindle Unlimitedは電子書籍の読み放題サービスです。
ペーパーバック版には、おまけで「ボツになった表紙」も収録。
手のひらサイズの正方形で、持ち運びにも便利です。

KDP出版までのつまずきメモ
絵本作りはとにかく試行錯誤の連続!
以下のような点で何度もつまずきましたが、その都度工夫して完成までたどりつきました。
アナログなので…手描き→ペン入れ→色塗り。ペン入れと色塗りでミスをするとやり直しになります😢
なんか違うな…と色を塗り終えたものも修正したり、表紙はMONMONのダメ出しで描きなおしました(^^;)
やっぱり時代はデジタルか…でももう少し水彩色鉛筆を愛用したい…葛藤中です( ;∀;)
スキャンの壁
アナログなのでスキャンして取り込まねば…!
キレイにスキャンできるで有名なGTX830は中古でも39,800円…ハイエンドモデルの72,000円も売り切れってどんだけ~!(※25年6月現在)
もちろん絵の技術もともわなければ、お金もないので最初から諦めておりましたが…。
そしてコピー機を持っていない、たまけものが購入したのがこちら⇩
EPSON GTS660を購入しました。
2023年に発売したのと、最大4800dpiのスキャンができて1万ちょいの商品。
お得な日に購入したのでもっと安くゲットできました✨
スキャナー自体が需要なくて選択肢も少ないです。
コピー機にスキャン機能がついてますしね💦
さてはて、ゲットしたこのEPSON GTS660さん。
4800dpiどころか2400dpiでも保存できない!
たまけものPCのスペックの問題かもしれませんが、20分くらい待って保存できないよってメッセージを見た時には…顔が般若になります。

1600dpiでしたら時間はかかりますが保存もでき、実際のイラストにも近かったので『あ~よかった。』と喜んでいたら…
次なる課題に激突。
『Canvaでは1画像50MBまでしかアップロードできない!!』
無料でも200MBまでの画像の画質を維持しながら圧縮してくださる
『iLoveIMG』
というオンラインサイトにお世話になりました…登録もいらないし大感謝😢
無料で使用したかったので(すみません…💧)圧縮が厳しい画像は解像度を下げてスキャンしました(><)
Canvaでのつまずき
微妙な位置調整やセリフの配置なども大変でしたが…ここでもスキャンしたイラストに一番苦しめられました😓

実際の絵を見てもそんなに波打ってないんですが、まぁ灰色の波がひどい…。
背景の削除でもうまくいかないものは、Canvaのツールのペンを白色にしてぬりぬりしました(^^;)
やっと完成~!ペーパーバックのKindle出版ではPDF形式で作品を納品します。
作業画面では全然気付かなかったのですが…PDFでダウンロードして確認するとびっくり!

わかりやすいようにオーバーに灰色の線をまわりに引きましたが、物凄く細い灰色の線が出現する絵がいくつか!
背景の削除をした、その形にも灰色の線が…
絵は白い紙に描いていましたが、取り込むとうっすらグレーがかるんですね( ;∀;)
明るさやコントラストをあげてスキャンしなおしたり、Canvaの背景削除がうまくいかなかったものは、PCにあるフォトの編集で削除するとうまくいったりしました。
最終兵器はまたまた白いペンでぬりぬりです(^^;)
KDPでのつまずき
KDPにアップロードしたら、チェックしてもらえるんですがこれがまた引っかかる引っかかる💦
ページいっぱいに絵を印刷してもらう見開き設定にしたい場合は、裁ち落とし設定を選ぶしかないのですが、切られたくないな…と絵を少しだけ控え目に広げていたのもダメでした。
審査に引っかかると、KDPからこのようなメールが来ます。⇩

えぇい!もういいわ!と泣く泣くページの端まで絵を広げたらOKでした〇
ちなみにぺーバーバックの印刷は水色の発色が良くないです(;゚Д゚)
紫色がピンクに発色したページも(◎_◎;)
…ですので再度手直しを色々しました😢
サイズの工夫
サイズ悩む方も多いですよね?
ペーパーバック
たまけものが選んだサイズは152.4mm×152.4㎜の最小サイズの正方形です。
イラストを拡大したりすると画質が落ちるのを考慮してこのサイズにしました。
裁ち落としの分を考慮してCanvaでは幅155.6㎜×高さ158.8mmで作成しました。
幅は見開きなのであえての155.6㎜です。
Kindle(電子絵本)
ペーパーバックはめちゃめちゃ時間かかりましたが、電子版はペーパーバックのデータを元に作成するのでスムーズでした!
裁ち落としなども、気にしなくていいので助かります✨
Kindleの推奨サイズが幅1600×2560pxとのことで、表紙はそのサイズに。
縦向きでも横向きでも見やすいよう本文は幅3200×2560pxで作成しました。
Kindle Createで色々試した結果、ポートレートの3:4の比率が一番キレイに幅3200×2560pxサイズの絵を表示できました。
電子版のKindleの審査通過はめちゃめちゃ早いです。半日くらい?
ペーパーバックは1日くらいで審査通過して販売開始になりました。
まとめ
絵本づくりはたいへん、だけど楽しい!
下書きのネーム?落書き?でしょうか。構想を練るのがとっても楽しかったです!
こんなに絵を描いたのは子供のころ以来…。いざそのネームを絵にしようとすると、難しかいのなんの(^^;)
しかし人生で何度か憧れた絵本作家。素人でも絵本を作成して出版できるなんて…!
ありがとうございますKindle Direct Publishing(><)✨
最後になりましたが、レオンちゃんはこの絵本を描き始める前に天国へ旅立ちました。
「絵本の中だけでも、元気に冒険してくれたら…」そんな想いで描き進めました。
抗がん剤の後遺症で文字すら書けなくなった手の痛みは、不思議なことにレオンちゃんが旅立ってから消えたのです。
憧れていた絵本作家になる夢を、レオンちゃんが背中を押して叶えてくれたのかもしれません…。

レオンちゃんの活躍する絵本をまた描くからね…!
時間はめちゃめちゃかかりますが(;’∀’)

次回の絵本には
ボクも出してよーーー!

ボクも絵本で
大暴れしたいぞー!

主役は
ワタシだぜ?
以上、フトアゴヒゲトカゲのレオンちゃんとボストンテリア犬のボンドが主人公のオリジナル絵本が完成!絵本の紹介と作成時のつまずきメモでした!
こんなに下の方まで読んでくださった優しい貴方、有難うございます!(><)
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